2021年01月05日 08:00
サムスン、最新スマホを14日に発売へ
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韓国サムスンは、例年より早い1月14日に新製品の発表を行う。公になるのは、同社のスマートフォン『Galaxy』シリーズの最新版だ。

事前のリーク情報によると『S21』『S21+』『S21 Ultra』の三機種が発表される見込み。イベントはサムスンのウェブサイト上でライブ配信される。

イベントは、完全オンラインで開催される見本市「CES 2021」と同じ週に開催される。サムスンは例年、新機種を2月に発表するのが通例。『Mobile World Congress』と近い日程だった。

サムスン

目下、世界最大のスマートフォンメーカーがサムスンだ。2020年7〜9月期の販売台数は8,040万台を数え、世界シェアは22.7%。

サムスンにとって最大の市場はインドで、同社の販売台数のうち15%を占める。250ドル以下の低価格帯を推進したことなどが奏功し、前年比で40%近い拡大だった。同じくサムスンにとって、2番目に大きい市場は米国である。

5Gの普及やファーウェイの凋落など、スマートフォン市場は今年、大きな動乱が予想される。攻勢を仕掛ける意味での前倒しなのかもしれない。