どっちなんだい?
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米クアルトリクス(Qualtrics)が12月28日、ナスダックへの新規上場申請書類を提出した。
クアルトリクスはアンケートプラットフォームなどを展開する会社で、2002年創業。当初は大学向けにサービスを提供していた。
2018年にも新規上場を申請していたが、上場する直前に大手ITベンダーのSAPが80億ドルで買収。
それから2年経過し、ふたたび新規上場を申請することになった。売上規模は1.93億ドル(2020年7〜9月期)と、2018年4〜6月期の9,715万ドルから倍増。
営業損失は8,199万ドルと大きい。費用の大半を占めるのはセールス・マーケティング費用で、四半期あたり1億ドルを超える。
彼らが展開するのは「エクスペリエンス・マネジメント(XM)」と呼ばれるカテゴリ。「エクスペリエンス・エコノミーが組織の運営方法を変える」と豪語している。
クアルトリクスについては、単一の記事で掘り下げることしたい。