Pelotonが大口顧客の後払いサービス
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後払い決済を提供するAffirm Holdingsの新規上場申請書類が11月18日に開示された。
Affirmは、2012年にPayPalの共同創業者のマックス・レブチン氏によって創業された。競合には欧州の『Klarna』やオーストラリア発の『Afterpay』などがいる。
Affirmでは様々なジャンルの人気商品が、APR(実質金利)ゼロパーセントの分割払いで販売されている。分割払いの手数料は事業者から徴収する。
7〜9月期の業績は以下のとおりだ。
- 売上高は1.7億ドル(前年比98%増)
- 営業損益は0.5億ドル
- 流通総額(GMV)は14.8億ドル(前年比71%増)
トップ10の事業者が売上に占める割合は37%で、さらにPelotonからの売上は30%にのぼる。短期的にはPelotonの売上が業績を左右することになりそうだ。
なお、IPOはもともと12月の予定だったものの、同じく12月に上場予定だったRobloxと共に2021年まで上場延期としている。