2020年12月30日 08:00
インターネットとともに加速
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Twillioが発表した7〜9月期決算は最終損益が1.17億ドルの赤字だった。売上高は2018年2Q以来、2年ぶりの加速である。

  • 売上高は前年比52%増の4.48億ドル。営業損失は1.12億ドル
  • アクティブ顧客数は前年比21%増の20.8万社に
  • 売上ネットリテンションレートは137%に拡大
  • 来四半期売上は4.5〜4.55億ドル、営業損失は1,500〜1,000万ドルと予想

Twilio

Twillioが提供するのはSMSなどの配信基盤。利用料ベースの従量課金であり、顧客のインターネットサービスそのものの成長が売上増に直結する。

10月には顧客データプラットフォーム「Segment」買収を発表。買収金額は32億ドル。

買収はTwillioの「顧客エンゲージメントプラットフォーム」構想に乗っ取ったもの。Segmentでは顧客とのタッチポイントを統合、あらゆるチャネルからのデータをひとまとめに見られる。