ECプラットフォーム「Shopify」の7〜9月期決算は、最終損益が1.9億ドルの黒字だった。

• 売上高は前年比96.5％増の7.7億ドル
• 営業利益は5,056万ドル、2四半期連続で黒字 GMVは前年比108.5%増の309億ドルで、過去最高を更新

EC需要拡大で猛烈な追い風続く。収益性も改善し、これまでの赤字から一転して1.9億ドルもの最終黒字に増加した。

GPV（決済高）は前年比125.8%増の140億ドルに拡大し、Merchant Solution売上は直近6ヶ月で10億ドル以上を稼ぎ出している。

さらに、今四半期はSubscription売上が前年比48.1%増に加速。加盟店急増でCore機能、Shopify Plus、サードパーティアプリいずれも新調した。

2020年に入ってWalmartやFacebook、さらにはTikTokとも連携するなどプラットフォームを拡大している。上場申請したAffirmとのパートナーシップにより、Shop Payを通じた後払い（Buy Now, Pay Later）の提供も開始した。

物流サービス「Shopify Fulfillment Network」はホリデーシーズンに向けて需要が高まっており、ShopifyのEC業界における存在感は日増しに高まっている。