営業利益、V字回復
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アメリカのユニフォームレンタル最大手Cintasが9~11月決算を発表した。
- 売上高は前年比4.7%減の17.6億ドル
- 営業利益は5.5%増の3.5億ドル
- 営業利益率が20.1%に上昇
制服レンタルや施設管理を行う中核事業「Uniform Rental and Facility Services」部門の売上は前年比4.1%減の14.1億ドルとなった。
医療関連用品等を取り扱う「First Aid and Safety」事業の売上は11.1%増の1.9億ドルで堅調に推移した。
感染拡大の第2波、第3波が続く中、CintasはPPE(個人用防護具)の供給に貢献している。 今四半期は販管費の削減によって増益を達成しており、2四半期連続で営業利益率は20%超え。不安定な経営環境にあっても収益性が高まっている。
CEOのスコット・ファーマーは「11月にコロナ禍の回復は鈍化したが、従業員たちは事業への情熱を失ってはいない」とコメント。次の90日間は極めて見通しづらいということで、業績予想の発表を避けた。