ルルレモン、直営売上が回復へ
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アメリカ発のフィットネスウェア、ルルレモン(Lululemon Athletica)が8〜10月決算を発表した。
- 売上高は前年比22.0%増の11.2億ドル
- 営業利益は同じく16.5%増の2.1億ドル
- D2C売上が93.9%増の48億ドル
Eコマースサイトへのトラフィックが堅調に推移し、D2C売上が前の3か月に続いて前年比2倍近い成長を遂げた。
一方では米国や中国を中心に出店を重ね、総店舗数は前年比7.5%増の515店舗に拡大した。
新CFOのメーガン・フランク氏は「(11月後半からの)ホリデーシーズンに向け複数のシナリオを計画しており、十分な体制を整えている」と第4四半期に自信を伺わせた。
1Q、2Qに非公開としていた既存店売上を開示し、前年比17%減まで回復していることも判明。 2四半期連続で赤字となっていた直営店セグメントの営業損益が、今四半期は1.1億ドルの黒字に転換した。
ルルレモンの売上高は直近一年で41億ドル、営業利益は同じく7.8億ドルであるが、時価総額は487億ドルもある。アディダスが705億ドルだから、そう変わらない水準である。