インバウンドで業績急回復「和心」訪日観光客向け店舗をさらに拡大へ
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訪日観光客向けの事業を展開する「和心」が好調だ。
和心は2003年に設立。かんざしブランド『かんざし屋wargo』を2005年に開始するなど、日本文化に関した商品を長年にわたって展開してきた。2018年には東証マザーズ市場(当時)への上場を果たしたが、コロナ禍では経営に大打撃を負った。
2020年より債務超過の状態が続いたが、創業者などを対象とした増資を経て2023年には解消。インバウンド経済が再び活況を呈する中、2024年に入って業績が急な回復を果たしている。業績予想が実現すれば、2017年を超える過去最高益となる見込みだ。