マイクロソフト、自社製チップ生産へ
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米アップル社は2020年、自社製チップ「M1」を搭載したMacを発表し、インテル依存から脱却した。
同様の動きは、もう一つの巨大テクノロジー企業、マイクロソフトでも起こるかもしれない。どちらも可能にしているのは、英Arm社のテクノロジーである。
使われるのはデータセンター用のサーバーマシンのほか、マイクロソフト製のハードウェア製品「Surface」シリーズ。Bloombergによる報道から、インテルの株価は1日で6.3%も下がった。
インテル社の時価総額は現在、1,945億ドル。
全体として好調だったナスダック市場において、最もパフォーマンスが悪かったテクノロジー企業の一つだ。実際、インテルの業績はこのところやや低調だ。
クラウドプラットフォームは、インテルにとっても次代を担う重要なマーケットだ。ここが自社製チップによって代替されるとなると、取れる市場が狭まってしまうのは事実。
Amazonはすでに同様の取り組みを進めていることで知られており、こうした動きが今後さらに拡大する可能性もある。