経営管理SaaS『Sactona』を手掛けるアウトルックコンサルティングが新規上場へ
開示資料より作成
アウトルックコンサルティングが11月8日、東証グロース市場への新規上場を承認された。上場日は12月12日を予定している。
同社が手がけるのは、自社製品である経営管理ソフトウェア『Sactona(サクトナ)』だ。ベースビジネスとしてシステムやインフラの利用料を受け取りつつ、コンサルティングビジネスで導入・拡張支援による収益も得る。
売上高は2022年3月期まで横ばいトレンドだったが、2023年3月期は大幅な増収増益を実現。売上高は14.4億円(前年比46%増)、経常利益は4.6億円(同52%増)だった。
すでに高収益を上げるアウトルックコンサルティングであるが、展望の一つには「グローバル展開」も掲げる。今回の記事では、彼らが扱う製品領域の背景について紐解いた上で、手掛ける事業と成長戦略までを紹介する。