買い物代行で圧倒的シェア「Instacart」が上場へ
開示資料より作成
食料品スーパーと消費者をつなぐプラットフォーム「Instacart」が、新規上場に向けた申請書類(Form S-1)を提出。運営元の会社は「Maplebear」という名前である。
Instacartは2012年に創業、やがてユニコーン企業の一つとして知られるようになった。非上場企業としての評価額は、2021年に390億ドルにのぼった。
多くのユニコーン企業と同様、その後も評価を維持できたわけではない。2022年には評価額を240億ドルに引き下げた。今回の新規上場において、ターゲットとする時価総額は93億ドルとされる。
日本では馴染みのないInstacartだが、米国での存在感は圧倒的だ。75ドル超の注文では、同様のサービス間で74%近い販売シェアを占める。