米BNPLアファーム2Q決算:調整後営利を今期黒字化へ、19%解雇でコア事業に注力
開示資料より作成
BNPLサービス大手の米アファーム(Affirm Holdings)が2月8日、2022年10〜12月期決算を発表。年明けから二倍以上に急騰していた株価は二月に入って下落に転じ、2日から10日にかけて40%もの急落となった。
昨年10〜12月期の売上高は約4億ドル(前年比11%増)、営業損失は約3.6億ドル(前年同期は約2億ドル)。依然として黒字化への道筋は遠いが、売上成長率は大幅に鈍化している。
レブチンCEOによると、一部の「戦術的失敗」が業績に悪影響を与えた。同社は昨年、事業者と消費者に対して価格を引き上げたが、想定していたより長い時間がその過程にかかってしまった。
マクロ環境も大きな重石だ。直近では趣味的(discretionary)需要が減速。GMVにおいて、特に電化製品カテゴリは前年比11%減。家具などのライフスタイルカテゴリは同じく2%の増加にとどまった。