売上さらに減

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エイチ・アイ・エスが12月11日に発表した2020年10月期(通期)決算は、最終損益が250億円の赤字だった。
- 四半期売上は135億円まで減少、前年比94%減
- 営業損失は143億円に拡大
- 10月の海外旅行取扱高は2.75億円(前年比99.1%減)と、厳しい状況が続く
エイチ・アイ・エスでは、海外旅行の需要が急減する中で国内旅行への経営資源集中を進めた。
Go To トラベルキャンペーンのおかげもあり、10月の月次速報では国内旅行取扱高が38.1億円(前年比19.2%減)と回復傾向となった。
手持ちの現預金は952億円と、前年同時期から1,239億円の減少。しかし、これは主に旅行前受金787億円の減少と借入金の返済によるもの。残る借入金は1,496億円、社債・転換社債が451億円である。