「AI革命の投資会社」に
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ソフトバンクグループが11月9日に発表した4〜9月期決算は、税引前利益が1.44兆円となった。前年比22.9%の増益である。純利益は同じく4.5倍の1.88兆円。
- 売上高は前年比3.6%増の2.63兆円
- 「営業利益」の表示を取りやめ、「投資損益」を新規表示
- その投資損益は前年比842%増の2兆円
- ビジョンファンドの損益が前年に比べ改善
アリババ一本からの脱却を示唆
- 今回のプレゼン資料で業績のページは2ページだけ
- こだわっている一点は「NAV(Net Asset Value)」にあるとした
- NAVは「時価純資産」のことで、保有株式から純負債を差し引いたもの
- 上場株投資も本格化し、現物株はすでに1.8兆円を投資
- AmazonやMicrosoft、Facebookなどの大企業も
孫社長がMBO(経営陣によるバイアウト) を検討しているという噂については「ノーコメント」。上場しているメリットもあるが、デメリットもあり、日々悩んでいると胸の内を明かした。