起死回生のDQウォーク
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コロプラが11月4日に発表した2020年9月期(通期)決算は、最終損益が79.8億円の黒字だった。前年比7.5倍の増益である。
- 売上は前年比16%増の451億円、営業利益は315%増の122.5億円
- スクエニとの協業タイトル『DQウォーク』が堅調
- 4Qはは周年に加え、受託案件により前Q比で増収増益
前年の不調から回復
- 2019年9月期のコロプラは四半期赤字に落ち込んでいた
- 前年9月開始の『DQウォーク』が福音に
- グループ会社の受託案件も拡大、その他売上が拡大
- コロナ影響もあり、海外展開の新たな取り組みは一旦見合わせ
DQウォークはコロプラにとって正に起死回生の一打となった。 パイプラインには自社IP(派生)6本、他社IP4本を開発中。市場環境に合わせて双方をバランスよく進める方針。
時価総額は現在、1,195億円。バランスシートには現預金650億円 + 投資有価証券69.5億円が積み上がる。