売上高、過去最高を更新
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中古バイクの買取・販売を手掛けるバイク王&カンパニーが2021年11月期通期決算を発表。売上高、当期純利益が過去最高を更新。売上高は265.7億円(前期比18.9%増)、営業利益が15.6億円(同2.2倍)となった。
バイクを出張買取し、整備後に業者向けオークションで販売するホールセールと、自社店舗や通販で小売りするリテールが事業の2本柱だ。
近年のアウトドアブームに加え、コロナ禍で密を避ける移動手段として原付・バイクのニーズは高い。特にニーズが高い原付2種以上を「高市場価値品」と位置づけて確保に注力。リテール・ホールセールとも売上単価は前期比22.5%増加した。
加えてリテール事業では、新規出店や増床で販売力を高めたことで、売上は前期比37.4%増。売上高構成比は39.2%から45.4%に上昇。
2024年11月期までの中期経営計画も発表。バイク買取・販売だけでなく、関連サービスを総合的に提供するブランドに進化するという。CRM推進のための投資や整備インフラ構築を進め、売上高315億円、経常利益25億円、ROE20%前後を目指す。