国際線が好調なANA
JALとANAは日本を代表するエアラインです、海外でも知名度はある程度高いです。サービスの質のランキングではANAはシンガポール航空と1位か2位を争っています。JALは2010年に破綻し、会社更生法適用を申請して再建した経緯があります。政府から税金で救済され大きな批判の的になりました。ANAはとJALの売上を比べてみると、ANAの方が頑張っています。年平均成長率もANAが6.1%, JALが2.63%で、ANAはかなり頑張っています。国際線が好調で、売上高、経常利益、純利益も過去最高でした。国際線の利用者数でもJALを逆転しています。
出所:有価証券報告書
一方経常利益はJALの方がANAを上回ります。JALは経営の効率化を計り、コストを抑えた経営を行っています。税金を使って救済されたので、とても慎重な経営を行っているようです。JALは社内でも様々な社会貢献プログラム活動が盛んで、スタートアップ業界にもJALのマイレージを沢山くばっているようです。出所:有価証券報告書
出所:有価証券報告書
営業キャッシュ・フローはJALはの方が若干高いですが、国際線などが好調なANAはそろそろJALに追いつきそうです。
出所:有価証券報告書