【2016年3月期】ヤフーの事業セグメントと業績内訳
ヤフーの2016年3月期の売上高は6523億円、営業利益2250億円ほど。
ヤフーはソフトバンクグループ傘下の企業であり、「マーケティングソリューション事業」「コンシューマ事業」の2つを報告セグメントとしている。概要は次の通り。
マーケティングソリューション事業
検索連動型広告やディスプレイ広告などの広告関連サービス。
コンシューマ事業
「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」「アスクル」などのコマース関連サービス
「Yahoo! プレミアム」「Yahoo! BB」などの会員向けサービス
「Yahoo! 不動産」などの情報掲載サービス
その他、ゲーム関連サービス
連結従業員9177人のうち、3529人がマーケティングソリューション事業、3850人がコンシューマ事業に従事。
全体の売上高6523億円のうち、コンシューマ事業による売上高が3264億円と49%を閉める。マーケティングソリューション事業が2773億円(42%)を売り上げている。
セグメント別の利益で見ると、マーケティングソリューション事業が1445億円、コンシューマ事業が1196億円を稼いでおり、マーケティングソリューション事業の方が利益率が高いようだ。利益率も比較してみよう。
マーケティングソリューション事業の利益率は50%を超えているが、コンシューマ事業は36%程度。全く低くないけど。
ヤフーのサービス形態は「広告」「ビジネス」「パーソナル」という区分もできる。それぞれの売上高とその変化を見てみる。
広告は2498億円から2669億円へと微増。パーソナルは1085億円から1339億円へと30%程度の成長だが、ビジネスが701億円から2515億円へと急増している。これはどうやら2015年8月27日付でアスクルを子会社化したためのようだ。