薬に頼らない製薬会社を目指す「ロート製薬」来期は”抜本的”な価格改定へ?
ロート製薬

今回取り上げるのは、目薬や化粧水などで人気ブランドを多数手がけるロート製薬だ。

ロート製薬を創業したのは、奈良県生まれの山田安民(やすたみ)。1899年に大阪で前身となる「信天堂山田安民薬房」を開業した。新聞広告全盛の時代に広告の才を発揮し、胃薬や目薬が立て続けにヒット。現在につながる土台を作っている。

Finboard

2024年3月期の売上高は2,700億円、営業利益は400億円をそれぞれ超えた。今年度も増収増益を見込むが、株式市場での評価は低調だ。果たして何が起こっているのか、今回はロート製薬の来歴と現状、今後の成長戦略までを開示された資料をもとに紹介する。

ロート製薬とツムラの創業者は「兄弟」

創業者の出身地である奈良県宇陀市は「薬」との縁が深い。

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