S&Pグローバルのざっくり歴史
S&Pグローバルは、S&P500やダウ平均株価など、米国の株式市場における様々な格付けを行なっている会社だ。歴史は古く1860年にまで遡るが、すごくざっくりとまとめてみよう。
・1860年:ヘンリー・バーナム・プアーが米国の鉄道産業の投資ガイドを公開
・1888年:ジェームズ・H・マクグローが「アメリカン・ジャーナル・オブ・レイルウェイ・アプライアンス」を買収
・1897年:ジョン・H・ヒルが「アメリカン・マシニスト」を買収
・1917年:マクグローとヒルの会社が合併、マクグロー・ヒル出版社となる
・1923年:スタンダード統計社が担保債のレーティングを開始
・1941年:スタンダード統計社とプアー出版社が合併、スタンダード&プアーズとなる
・1957年:S&P500株式指数が導入される
・1966年:マクグロー・ヒルがスタンダード&プアーズを買収
・2012年:マクグロー・ヒル・フィナンシャルがS&Pダウジョーンズ指数を作るためにジョイント・ベンチャーを設立
・2013年:マクグロー・ヒルがマクグロー・ヒル・エデュケーションの売却を完了
・2016年:マクグロー・ヒル・フィナンシャルがS&Pグローバルに社名変更
社名が今のものになったのは意外にも2016年とめっちゃ最近だった。
ダウジョーンズ指数自体は1896年とかなり昔からあったようだが、現在はS&Pグローバルの傘下で所有されているようだ。
S&P自体もマクグロー・ヒルから買収されており子会社だった、というのも意外。