”フルスタック戦略”で挑む「アルファベット」AIとクラウドが牽引した2024年決算

Googleの親会社であるアルファベットが2月4日、2024年本決算を発表。一年間の売上高は3,500億ドル(前年比14%増)、営業利益は1,124億ドル(同33%増)で着地した。
10〜12月も検索サービスを中心にトップラインが伸長。検索売上は前年比12.5%増だが、金額ベースでは60億ドルもの増加だ。割合ベースでは依然としてクラウド事業が前年比30%増と牽引した。
スンダー・ピチャイCEOは会見で、アルファベットがAIをはじめとした先端領域をリードしていると主張。AIエージェントや動画生成、量子コンピューティングといった次なるフロンティアに注力することも強調した。
今回は、アルファベット経営陣が最新決算で語った内容の中から重要なポイントを紹介する。