疲労回復パジャマ『BAKUNE』で急成長、スタートアップ企業の「TENTIAL」が新規上場へ
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リカバリーウェア『BAKUNE』シリーズなどを手がけるTENTIALが1月23日、東証グロース市場への新規上場を承認された。上場は2月28日を予定している。
創業者の中西裕太郎氏は1994年生まれで、プロサッカー選手を目指した高校時代に病気で夢を絶たれた原体験から起業を志した。2014年にインフラトップ、2016年にはリクルートキャリアへ入社し、2018年にTENTIALを設立している。
当初はスポーツメディア事業「SPOSHIRU」を手がけ、2020年までに累計1,000万PVを集めた。2019年にはD2C事業へと参入、初の自社商品となるインソール『TENTIAL ZERO』を発売した。
2021年にはリカバリーウェア『BAKUNE』の一般医療機器認証を取得。同年にコンフォートテックウェア『MIGARU』も発売した。控えめなJカーブを描きながら拡大し、2025年1月期の売上予想は120億円に迫る。今回は、そんな同社について開示された資料をもとに紹介する。