【2016年12月期】昭和シェル石油の業績内訳
2016年12月期の売上高は1兆7261億円、経常利益478億円。
事業セグメントは「石油事業」「エネルギーソリューション事業」「その他」の3つで報告されており、それぞれの概要は次の通り。
石油事業
・石油の精製・石油製品、石油化学関連製品の製造
・原油・石油製品の輸送・貯蔵
・石油製品(ガソリン、LPガス、灯油、経由、重油、アスファルト、潤滑油、化成品など)の販売
エネルギーソリューション事業
太陽電池、電力
その他
不動産の賃貸、建設工事、自動車用品の販売など
連結従業員4511人のうち、3102人が石油事業、1063人がエネルギーソリューション事業に従事。全体として思ったよりも小さい。
売上高1兆7261億円のうち、石油事業が1兆5955億円と全体の92%を占める。エネルギーソリューション事業は1213億円(7%)。石油事業は3102人でおよそ1.6兆円、一人当たりおよそ5億円を売り上げていることになる。
地域ごとの売上は、90%以上が日本国内向けとのこと。
セグメント別の利益を見ると、石油事業が538億円を稼ぎ、エネルギーソリューション事業が92億円の赤字となっている。