共創型サービスで急拡大中のコンサルティング会社「グロービング」が新規上場へ

グロービングが10月24日、東証グロース市場への新規上場を承認された。上場日は11月29日〜12月5日を予定している。
2017年、現在は代表取締役代表パートナーを務める輪島総介氏らが神奈川県・鎌倉にて設立。輪島氏は1994年に三菱自動車へ入社し、アクセンチュアやPwCコンサルティングに籍を置いた経歴を持つ。
まず目につくのは、強気の業績予想だ。2024年5月期の売上高は41.8億円、経常利益は3.8億円だった。2025年5月期は、売上高が76.1億円、経常利益は21.9億円へと拡大する見込み。新規上場に伴う想定時価総額は約223億円。
コンサルティングファームでありながら、グロービングはなぜこれほど事業を伸ばしているのだろうか。今回の記事では、同社の特徴を整理した上で、足元の動向について開示された資料をもとに紐解く。