韓国からの旅行客が急増、インバウンド事業を手がける「ハナツアージャパン」が好調
訪日観光客向け商品を扱うハナツアージャパン(HANATOUR JAPAN)が、業績を大きく復調させている。
ハナツアージャパンが創業したのは2005年。韓国企業であるハナツアーサービスの子会社で、2017年には東証マザーズ(当時)への新規上場を果たした。インバウンドに特化した業態のため、コロナ禍では大きな損失を余儀なくされた。
しかし、2023年に入ってからの復調は目覚ましい。今年9月には業績予想の上方修正も発表しており、年間売上66億円、営業利益16億円を見込む。
ハナツアージャパンは、どのように業績の急な回復を実現してきたのだろうか。今回の記事では、同社の来歴や事業モデル、今後の財務方針などについて紹介する。