不動産投資情報サイト「楽待」で高収益、ファーストロジックの現在
不動産投資情報サイトを手がけるファーストロジックが、株式市場での評価を高めている。
同社が展開する「楽待」は、収益物件数でナンバーワンを標榜する不動産投資情報サイト。不動産投資のハードルが今よりも高かった2005年に創業し、今ではインターネット上の情報サイトとして随一の存在となった。
2021年までにかけては売上が低迷したものの、高い収益性は盤石。ここ数年は売上・利益ともに拡大基調へと転じ、2025年7月期には売上29億円(前年比23%増)、経常利益16億円(同35%増)を見込んでいる。
ファーストロジックは、10月25日には会社名を「楽待」に変更する予定。果たして何が同社の業績を好転させたのだろうか。今回の記事では、開示された資料をもとに直近の動向について紐解く。