大谷翔平を広告起用「ディップ」DX事業が成長、秋にはスポットワークサービスも開始へ
今回取り上げるのは、アルバイト・パート情報サイト『バイトル』などを手がけるディップだ。
ディップは1997年に創業。求人情報のオンラインシフトという大波に乗った企業の一つで、アルバイト領域に特化したことで成功。一方では景気変動による影響を多分に受けてしまう側面もあり、近年は人材サービス以外に「DX事業」にも注力している。
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2024年2月期の売上高は538億円で過去最高を更新。営業利益は2020年2月期に及ばなかったものの127億円を超え、業績は好調だ。2025年2月期も増収増益を見込んでいる。
近年は『タイミー』の台頭により、スポットワーク市場での競争にも注目が集まる。ディップも秋から『バイトルフリー』を開始し、新たな市場の変化に立ち向かう方針だ。今回は、そんなディップの来歴と現在、今後の展望について紹介する。