バドミントン用品トップの「ヨネックス」が急拡大、グローバル成長戦略とは?
テニスやバドミントンなどのスポーツ用品で知られるヨネックスが好調だ。
1946年に米山稔氏が創業した頃、手がけていたのは木製の漁業製品。プラスチック化の波にやられて困窮すると、次に商機を見つけたのが「バドミントン」だった。品質が高く評価され、やがて日本を代表するメーカーにのぼりつめた。
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成熟した企業と言えるヨネックスだが、ここ数年における売上、利益の伸びは目覚ましい。2024年3月期の売上高は1,164億円、営業利益は116億円を超えた。進行期である2025年3月期にも増収増益を見込んでいる。
ヨネックスは今、「グローバル成長戦略」を掲げて新たな経営アプローチへの刷新を図っている。今回の記事では、ヨネックスのルーツを改めて紐解いた上で、近況と今後の戦略を紹介する。