連結会計を土台にDX推進「アバントグループ」2028年期までに純利益3倍へ?
連結会計システム提供のアバントグループが、右肩上がりの成長を続けている。
同社は1997年、現在も代表取締役を務める森川徹治氏によって創業。森川氏は1966年生まれで、1990年にPwCへ入社した経歴の持ち主。アバントグループは連結会計システム『DivaSystem』を販売、累計約1,200社に導入されている。
売上高は2023年6月期に214億円を突破、経常利益は32億円を超えた。株式上場を果たした2007年以降も売上規模の拡大が続き、現在の時価総額は500億円を超える。
現在は連結会計システムに加え、DX事業やBPOにも展開するアバントグループとは、一体どのような会社なのか。今回の記事では、その事業モデルと成長戦略を紐解く。
現在のアバントグループは、大きく三つの事業セグメントを有する。