【2016年3月期】旭化成の業績内訳
旭化成

2016年3月期の売上高は1兆9409億円、経常利益1614億円。

事業セグメントと概要は以下の通り。

ケミカル・繊維(87社)

各種石油化学製品、汎用樹脂、合成ゴム、機能樹脂、樹脂加工品、家庭用消費財、機能膜、機能化学品、化薬などの製造販売。

住宅・建材(28社)

住宅事業では「ヘーベルハウス™」などの請負住宅のほか、マンションなどの分譲住宅、リフォーム事業、不動産流通事業、住宅ローンの貸付などを展開。

建材事業では軽量気泡コンクリート(ALC)「ヘーベル™」、高性能フェノールフォーム断熱材「ネオマ™フォーム」等の製造・販売を行なっている。

エレクトロニクス(53社)

電子部品や電子材料の製造販売。

ヘルスケア(54社)

医薬品や人工腎臓、血液浄化器、白血球除去フィルター、ウィルス除去フィルターなどの製造販売のほか、救命救急医療領域における医療機器やソフトウェアなどの製造販売を行なっている。

その他(33社)

各種産業設備の計画、設計、施工や人材派遣・紹介なども展開。


連結従業員数の内訳

連結従業員32821名のうち、ケミカル・繊維部門に9844名(30%)、ヘルスケア部門に8654名(26%)、住宅・建材部門に5387名(20.6%)、エレクトロニクス部門に5387名(16.4%)が従事。

セグメント別売上高

売上高1兆9409億円のうち、ケミカル・繊維部門が8459億円を売り上げ、全体の43%を占める。続いて住宅・建材部門が6324億円(32.6%)、ヘルスケア部門が2854億円(14.7%)、エレクトロニクス部門が1748億円(9%)。

セグメント利益

利益で見ると住宅・建材部門が710億円を稼いでおり最も大きい。ケミカル・繊維部門は689億円、ヘルスケア部門は362億円の利益、


地域ごとの売上高

地域ごとで見ると、日本で1兆2612億円(65%)、中国で1852億円(9.5%)を売り上げている。