Zoom 1Q25決算!コンタクトセンター製品など牽引、売上成長率は2Qに底打ちへ?
オンライン会議ツール提供のZoomが5月20日、2024年2〜4月期決算を発表。売上高は前年比3.2%増の11.4億ドル、営業利益は3.2億ドル(前年同期は974万ドル)だった。
4四半期連続でまとまった利益を計上したものの、売上成長は依然として鈍い。株価も引き続き低調で、時価総額は197億ドル。バランスシート上には、74億ドルもの現金同等物(短期投資含む)が積み上がっている。
5〜7月の売上予想は11.45〜11.5億ドル(前年比0.5〜1%増)と、成長率はさらに鈍化する見通し。ただし経営陣によれば、第2四半期の売上成長率が当面でもっとも低い値になるという。つまり、下期以降は成長率が加速していく。
今回の記事では、Zoomの各事業がどのように進捗しているかを紐解く。下期以降にはどれだけの加速が見られそうなのか。市場はそれをどれだけ織り込んでいると考えられるだろうか。