スーパーマイクロ3Q決算!業績続伸見込むも株価は急落、液体冷却製品の量産本格化
AIサーバーの取り扱いで注目を集めるスーパーマイクロコンピュータが4月30日、2024年1〜3月期決算を発表。売上高は38.5億ドル(前年比290%増)、営業利益は3.8億ドル(同372%増)だった。
業績としては堅調に見えるが、株式市場の期待には届かなかったようだ。3月にピークをつけた株価は軟調な推移が続いており、今回の決算発表後における時間外株価は約10%の下落となった。
チャールズ・リャンCEOは業績の伸びが競合を上回っていることをアピール。新たな製品計画とともにAI向けサーバーの引き合いが続くことを予想し、通期売上予想を147〜151億ドルへ引き上げた。
今後も当面の売上や株価には乱高下が予想されるが、重要なのは今後の永続性だ。果たして同社は短期的に抜きん出たハードウェアメーカーに過ぎないのだろうか。今回の記事では、足元の状況と経営陣が掲げる今後の方策をまとめる。