2016年3月期のコナミホールディングスの売上高は2499億円、営業利益247億円。
娯楽産業と健康産業を通じて、「価値ある時間(=High Quality Life)」を提供する企業集団とのこと。
事業セグメントは「デジタルエンタテインメント」「健康サービス」「ゲーミング&システム」「遊技機」の4つからなり、それぞれの概要は次の通り。
デジタルエンタテインメント事業
「実況パワフルプロ野球」「ワールドサッカーコレクション」シリーズ、「プロ野球スピリッツA(エース)」などのモバイルゲームや、「メタルギア」「ウイニングイレブン」シリーズを展開。
健康サービス事業
ジム・スポーツクラブ「コナミスポーツクラブ」を展開。
ゲーミング&システム事業
ビデオスロットマシンやカジノマネジメントシステムを北米、オーストラリアを中心に提供。
遊技機事業
パチスロ機を発売。
連結従業員4578人のうち、2161人がデジタルエンタテインメント事業、1136人が健康サービス事業、611人がゲーミング&システム事業に従事。
売上高2499億円のうち、デジタルエンタテインメント事業が1327億円で53%を占める。健康サービス事業は713億円(28.5%)。ゲーミング&システム事業は343億円(13.7%)、遊技機事業は121億円(4.8%)の売上。
モバイルゲームでは「実況パワフルプロ野球」が累計2200万ダウンロードに到達したとのこと。
デジタルエンタテインメント事業の利益の伸びが大きく、2016年3月期は357億円を稼いでいる。
地域ごとの売上高を見ると、日本は1679億円を売り上げ全体の67%ほど。米国は533億円(21%)、欧州は204億円(8%)、アジア・オセアニアが83億円(3%)。
日本、米国、欧州では「遊戯王トレーディングカードゲーム」が伸びたらしい。