実は巨大産業!米国最大の廃棄物処理企業「Waste Management」の事業モデル
今回ご紹介するのはWaste Managementという米国企業。社名の通り廃棄物の管理ソリューションを手掛け、株式市場においても長い人気を誇っている会社だ。
創業は1893年にさかのぼる。オランダ移民だったハーム・ホイジンガが、シカゴで馬車を使ったゴミ収集事業を始めたのが最初だ。
1968年には孫のウェイン・ホイジンガが投資家を引き入れ、事業拡大を目論んだ。世は大量生産・大量消費の時代に突入、生み出されるゴミの量は以前とは比べ物にならないほど増えていた。
今回の記事では、まず初めに米国における「ゴミ処理」がいかにビッグビジネスであるかについて説明。その上で、Waste Managementの事業内容と近況、今後の成長戦略について紹介する。