住宅設備の保証サービスからの多角化で成長「日本リビング保証」が面白い
今回改めて紹介するのは、2018年に東証マザーズ(当時)に上場した「日本リビング保証」だ。住宅向けの延長保証サービスを祖業とする会社で、上場時にも記事に取り上げたことがある。
前回の記事化から約5年の歳月が経ったが、改めて見ると成長が歴然だ。2023年6月期の売上高は39億円、営業利益は7.4億円。5年前と比べて売上は3倍、利益は4倍以上に膨らんだ。
延長保証サービスと言われてピンとこない場合、家電を購入時の「保証期間」をイメージしてほしい。量販店がメーカー保証よりも長い期間、保証サービスを受け付けてくれたりする。
日本リビング保証は、延長保証サービスを主として住宅向けに提供してきた。今では住宅にとどまらず幅広い保証サービスに展開することで、事業を加速させている。今回の記事では、同社の近況や成長戦略について、改めて紹介する。