Meta Platforms決算『Threads』利用剥がれるも楽観、Reelsなど収益化進むが今後もリーンな体制を続ける
Meta Platforms, Inc.

Meta Platformsが7月26日、2023年4〜6月期決算を発表。

売上高は320億ドル(前年比11%増)、営業利益94億ドル(同12%増)。前日に発表されたAlphabetと同様に広告市況の復調が明らかとなる中、時間外株価も一時7%を超える急騰となった。

Metaといえば、直近で大きな話題となったのがTwitter(現X)の類似アプリ『Threads』だ。開始して5日で登録1億人を突破するなど、SNSの歴史に残る爆発的な立ち上がりとなった。

常人なら浮き足立ちそうな結果だが、マーク・ザッカーバーグCEOは「我々の事業にとって良い四半期だった(スンッ)」といたって冷静だ。一連のサービス群を利用する人口は、今では毎月38億人に拡大。主軸のFacebookだけで30億人を超える。

市場からの評価もうなぎ上りで、株価は年初来150%の高騰。時価総額は7,651億ドルで、まだ同社史上最高値には達していない。

短尺動画『Reels』に新SNS『Threads』、そしてAIモデル『Llama 2』。秋には新ヘッドセット『Quest 3』の発売も予定し、成長を続けるための手札を揃えている。今回の記事では、その近況についてまとめる。

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