Microsoft 決算!クラウド&AIが牽引し増益も、売上予想弱く時間外株価は下落中
Microsoftが7月25日、2023年6月期決算(通期)を発表。4〜6月の売上高は562億ドル(前年比7%増)、営業利益は243億ドル(同18%増)で増収増益を果たした。
一口に「18%」と言っても、規模を考えれば並の増益ではない。増やした営業利益は37億ドル。純利益は33億ドルだ。市場が5,000億円も拡大すれば相当の成長市場だが、Microsoftは一社でそれを体現しているような状態(しかも三か月間)である。
サティア・ナデラCEOは「組織が問うているのは、次世代AIを『どのように』活用するかにとどまらない。最大の課題に対処するために、安全かつ責任をもって『どれだけ早く』活用するかについても問うている」とコメント。
新たな機会を掴むべく、Microsoftは積極的な投資を進めている。今回の記事では決算の概況を取り上げるとともに、AI・クラウドという重要領域における主な取り組みにフォーカスする。