「MongoDB」決算翌日に株価28%高騰、AIブームが追い風をもたらす理由とは
MongoDB, Inc.

ドキュメント指向データベースの「MongoDB」が、株式市場における評価を大きく高めている。決算発表翌日の6月2日は、わずか一日で株価が28%もの急騰となった。

データベースにはいくつも種類があるが、SQLを用いて読み書きする「リレーショナルデータベース(RDB)」が一般に主流とされる。RDBは同じデータの集合体が「テーブル」と呼ばれ、テーブル同士の関係性をもとにデータを構造化する。

一方のMongoDBは、同じデータの集合体を「コレクション」と呼ぶ。単一のデータは「ドキュメント」と呼ばれ、どんなデータでも柔軟に保存できるのが長所だ。

その手軽さからMongoDBは、プロトタイプ開発や新規プロダクトの立ち上げ時に人気を博してきた。例えば、人気サービス「Discord」の初期版はMongoDBを活用し、たった2か月で開発された。

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