Facebook 3Q21決算:批判には反論も、既に関心は「メタバース」実現へ
Facebookが25日、2021年7〜9月期決算を発表。売上高は290億ドル(前年比35%増)、営業利益は104億ドル(同30%増)となった。
売上高の推移を見ると、足元の減速がよくわかる。例年、3Qは2Qから売上を拡大させてきたにもかかわらず、今年は微減。2014年以降のデータを確認した限り、そのような年は他に存在しなかった。
ソーシャルメディアを取り巻く環境は今年、大きく変化している。筆頭に挙げられるのがiOS14.5からの広告ターゲティング周りの変更だ。その影響が2021年中盤より顕在化した。
昨日もご紹介したSnapは、その影響もあって株価が1日で25%以上もの暴落となった。一方のFacebookは時間外で(8時現在)1%高と、急落を免れている。
今回の決算でCEOのマーク・ザッカーバーグは何を語ったのだろうか。決算報告の内容を中心に、足元の重要トピックを整理したい。