在宅ホスピス最大手「アンビスホールディングス」のビジネスモデル
「アンビスホールディングス」という会社をご存じだろうか。在宅ホスピス施設「医心館」を展開する、業界最大手企業である。
創業して約10年の会社ながら、2022年9月期の売上高は230億円。2023年9月期の業績予想は売上307億円、営業利益79億円にのぼる。高い成長性と収益性により、時価総額は約2,865億円と市場からの評価も高い。
先日紹介したエムスリー子会社「シーユーシー」も在宅ホスピスを事業の一つとして展開、定員数で業界2位をアピールしていた。ホスピス定員数はシーユーシーの1,358名(2023年4月末)に対し、アンビスHDは3,193名(同年3月末)と圧倒的だ。
規模と収益性の両面で業界の最先端をいくアンビスホールディングスとは一体どのような会社なのか。今回の記事では、その来歴とビジネスモデル、今後の野心的な計画について紹介する。