Meta Platforms1Q決算:予想上回り時間外急騰、効率化とAI/VR投資の両輪を進める
メタ・プラットフォームズ(Meta Platforms, Inc.)が4月26日、2023年1〜3月期決算を発表。売上、利益がともに市場予想を上回り、時間外株価は11%を超える高騰となった。
マーク・ザッカーバーグCEOが強調したように、今や同社のプロダクトを利用する人口は毎日30億人を超える。Facebookの北米DAUは2億人にのぼり、停滞が懸念される同社について前向きなサプライズになったと言える。
1〜3月の売上高は286億ドル(前年比3%増)、営業利益は72.3億ドル(同15%減)。これはリストラ費用11.4億ドルを含んだ結果であり、さらなる効率化に向けた努力も進める。
曰く、その目的は「テクノロジー企業としてさらに強くなり、より良い製品を一層速く開発すること」。「財務業績を改善し、逆境下でも野心的なビジョンに向け取り組む余力を生み出す」という目標も添えた。
効率化に向けた取り組みをスタートした昨年、状況はザッカーバーグの望む通りではなかった。業績が改善しても、効率性の取り組みは依然重要なものだと言う。具体的な取り組みは、次のようなものだ。