2015年度 あおぞら銀行の業績
あおぞら銀行は昭和32年に長期信用銀行ほうに基づいて日本不動産銀行として設立され、平成13年に現在の名称に変更している。
・2015年度の経常収益は1240億円、経常利益は557億円
・連結従業員数は1852名
・国内貸出残高は2兆3925億円、うち不動産業に6064億円(およそ25%)
2008年度にはリーマン・ショックの影響か、大きな赤字に陥っている。経常損益2000億円超。経常収益が2000億円に満たなかったことを考えると、これはとても大きな損失だ。
それ以降は、経常収益1200億円前後、経常利益200億円前後で安定して推移している。
あおぞら銀行は、子会社を含めた18社から構成されるグループであり、銀行業務を中心とし、金融商品取引、信託業務、投資運用、投資助言などのサービス事業や債権管理回収業務なども展開している。
(有価証券報告書より)
連結従業員は1852名、そのうち1717名が銀行業に従事している。
業種別の貸出状況を見ると、不動産業が6064億円で全体の4分の1を超えている。ついで金融・保険業が4316億円と2割弱。製造業が2543億円で1割強となっている。国内全体の貸出残高は2兆3925億円。