「不動産二次流通のトッププレイヤーに」 上場3年ツクルバ、村上社長に聞く長期ビジョン
今年上場から3年を迎えた不動産ITベンチャーのツクルバ。リノベーション物件の仲介プラットフォーム「cowcamo」を運営し、右肩上がりで成長を続けている。
2021年7月期は市況変化の影響などで初の減収に転じたものの、直近の2022年7月期は人員強化などが奏功し70%の大幅増収、過去最高の売上高を更新した。高まるリノベ物件需要を着実に取り込むための体制整備を進める。
着実な事業進捗を見せる一方で、株式市場からの評価は厳しい。株価は低迷し、今なお上場時の40%程度にとどまっている。
そんな中、村上浩輝CEOは「重要なのは業績を上げること」と前を向く。村上氏はStrainerのインタビューに応じ、不動産の二次流通市場を制するための長期ビジョンについて語った。