業績は絶好調のKADOKAWA 狙うは“グローバル・メディアミックス”
創業家であり、取締役会長の角川歴彦氏の逮捕でにわかに注目を浴びる出版大手企業・KADOKAWA。
東京2020オリンピック・パラリンピックのオフィシャルスポンサーとなっていたが、同社が出版分野でグローバル展開していることはそこまで知られていないのではなかろうか。
業績を見ると、2022年3月期の本決算は売上高・営業利益ともに過去最高と絶好調だ。株価で見れば5年前の3倍超という成長ぶりである。
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「グローバル・メディアミックス」戦略を進化させるというKADOKAWA。出版社からスタートした同社は、今後どのような未来図を描いているのか。決算資料から現状を読み解く。