マンション向けインターネットで急成長する「ブロードエンタープライズ」
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2021年12月、新規上場したブロードエンタープライズという企業がある。NTTの販売代理店から始まり、今はマンション向けの高速インターネットサービスを主力とする会社だ。
展開する「B-CUBIC」は売上を大きく伸ばし、2021年には年末までに23.3億円を計画。来年、再来年は営業体制の強化により事業をさらに拡大させる狙いだ。
ISP(インターネットサービスプロバイダ)は、特に新しいビジネスではない。しかし、ネット回線を乗り換える人はいてもやめる人は少ないため、ストック性が高いのも特徴だ。
B-CUBICは、マンション入居者が無料でインターネットを利用でき、物件オーナーは物件の入居率を高められるというサービス。今回の記事では、ブロードエンタープライズのビジネスモデルや成長戦略について紐解く。