スターバックス決算:中国は5000店舗体制に、米州の店舗改革も進む

米カフェチェーン大手のスターバックスが4月27日、2021年1〜3月期決算を発表した。経済が正常化するにつれてカフェ利用客が戻り、業績は大きく回復した。

売上高は前年比11.2%増の66.7億ドル、営業利益は同2倍の9.9億ドル。ともにコロナ前を上回る水準まで拡大した。決算カンファレンスコールで、ケビン・ジョンソンCEOは「世界のどのブランドよりも良い立ち位置にいる」と自信をのぞかせた。

幅広いエリアで回復がみられるが、特に成長ドライバーと位置付ける中国事業の伸びが顕著だ。新規出店やモバイル対応を推し進め、顧客基盤の拡大が続く。

足元ではどのような戦略をとっているのだろうか。決算内容を軸に整理していこう。

中国の売上高は2.2倍に

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