【2016年9月期】学研ホールディングスの業績
2016年9月期の売上高は990億円、経常利益は29億円。
事業区分と概要は以下の通り。
教室・塾事業
主に小学生を対象とする「学研教室」の運営、幼児から高校生を対象とする進学塾の運営、家庭教師派遣サービスの提供など
出版事業
取次・書店ルートなどを通じた出版物の発行、看護師・医師などを対象とする専門書の発行及びデジタルコンテンツの販売など
高齢者福祉・子育て支援事業
サービス付き高齢者向け住宅や子育て支援施設の設立及び運営など
園・学校事業
幼稚園・保育園向け出版物、保育用品・備品などの製作販売、小・中学校向け教科書や副読本などの製作販売、高校・大学向け出版物・教材類の製作販売、就職支援サービスなど
その他
文具・雑貨の企画開発及び販売、物流サービスの提供、グループ専門サービスの提供など
連結従業員3399人のうち、高齢者福祉・子育て支援事業に1289名が従事し、全体の38%を占める。教室・塾事業は1037人(30.5%)、出版事業は496人(14.6%)。
まず、セグメント別の売上高。
売上高990億円のうち、出版事業が最も大きく305億円を売りあげ全体の30.8%を占める。教室・塾事業は275億円で27.8%、高齢者福祉・子育て支援事業は168億円(17%)、園・学校事業は172億円(17%)の売上。
続いて利益。
利益で見ると一番大きいのは教室・塾事業で14億円、出版事業が10億円、園・学校事業が4.7億円、高齢者福祉・子育て支援事業は2.3億円を稼いでいる。