老舗メルマガPF「まぐまぐ」が新規上場へ:自社メディア成長、ライブ配信PFも
メールマガジン配信プラットフォーム提供のまぐまぐが、8月20日にJASDAQスタンダード市場への上場を承認された。上場日は9月24日を予定している。
まぐまぐは1999年に大川弘一氏が設立した企業で、メールマガジン配信サービス『まぐまぐ!』を長く運営してきた。
老舗企業だけあって紆余曲折は多い。2014年にニューホライズンキャピタルが経営権を獲得、当時2回の退職を経て3回目の入社をしていた松田 誉史氏が2015年に代表取締役に就任した。
2014年以降、総合ニュースメディア『MAG2 NEWS』(まぐまぐ にゅーす)をはじめメディアサービスを4つ開始した他、2016年9月には記事販売プラットフォーム『mine』もスタートした。
2017年にはエボラブルアジア(現エアトリ)の傘下に入った。
2016年の決算変更以降は増収増益が続いている。2019年は通期売上高が7.1億円(前年比14.2%増)、経常利益も2.1億円(同13.5%増)だった。
2019年10月〜2020年6月期の9ヶ月間は、売上高が5.2億円、経常利益が1.2億円となっている。
まぐまぐが手掛ける事業は主に「プラットフォーム事業」「メディア広告事業」の2つだ。