サンリオの2016年3月期の売上高は725億円、経常利益は132億円。
事業セグメントと概要は以下の通り。地域ごとの区分しているようだ。
日本
「ソーシャル・コミュニケーションギフト商品」の企画・販売と著作権の許諾・管理
テーマパークやレストランの運営、ロボットの賃貸、自動車などの賃貸、飲食業
欧州
「ソーシャル・コミュニケーションギフト商品」の企画・販売と著作権の許諾・管理
資金の貸付
北米
「ソーシャル・コミュニケーションギフト商品」の企画・販売と著作権の許諾・管理
映画・アニメーション制作・キャラクターの映像・CM出演契約、デジタルメディアなど
南米
「ソーシャル・コミュニケーションギフト商品」の企画・販売と著作権の許諾・管理
アジア
「ソーシャル・コミュニケーションギフト商品」の企画・販売と著作権の許諾・管理
連結従業員1331名の内訳。日本に988名(74.2%)、欧州に66名(5%)、北米に103名(7.7%)、南米に31名(2.3%)、アジアに139名(10.4%)。
サンリオの売上高725億円の内訳。日本で500億円を売り上げ、全体の68.9%を占める。欧州は56億円(7.8%)、北米は59億円(8.2%)、南米は12.7億円(1.8%)、アジアは97億円(13.4%)。
各セグメント売上高のうち、ロイヤリティ収入は日本107億円、、欧州55.6億円、北米44.2億円、南米12.5億円、アジア76億円とのこと。全体では295.7億円。
セグメント別の利益を比較すると、日本で86億円、アジアで33億円、欧州で11億円を稼いでいるのが大きなところ。
サービスごとの売上高の内訳。ソーシャル・コミュニケーションギフト事業が627億円、テーマパーク事業が77億円を売り上げている。
その他、有価証券報告書を読んでいて目についた点をまとめる。
業務提携
日本ケンタッキー・フライド・チキン、三菱商事、セガサミーホールディングスとそれぞれ業務提携を結んでいる。
ケンタッキーフライドチキン店のフランチャイズ権を有しているらしい。
三菱商事には国内外での映像、アニメなどコンテンツの事業化。セガサミーホールディングスとは包括的業務提携基本契約(よくわからん)を結んでいる。
その他、ブラジル・チリにてJohnson&Johnsonとデザインやキャラクターの利用権、英国やイタリアなどでH&Mとキャラクターの利用券について提携を結んでいる。