6期連続で過去最高の売上を達成!統一ブランドにより多様な事業展開を図る不動産インターネット企業「LIFULL」
今回は、国内のインターネット企業「LIFULL」についてまとめます。
1995年に「ネクストホーム」として創業し、2年後に「(株)ネクスト」として法人化。
同年に不動産・住宅情報サイト「HOME'S(現・LIFULL HOME'S)」をサービス開始しています。
2002年には楽天と資本提携を結び、2006年に東証マザーズに上場。
2017年に社名を「(株)LIFULL」に変更するとともに、提供サービスを『LIFULL』ブランドに統合
して今に至ります。
過去10年間の業績推移を見てみます。
2007/3期の売上は44.6億円でしたが、2017/3期には299億円に拡大。営業利益率も13.6%ととても高い水準でした。
2017/9期には、決算期の変更により半年の決算になっており、数字は半分になっていますが、売上は159億円と同期比だと増加傾向を続けています。営業利益率は6%と大きく落ち込んでいます。
「不動産」かける「インターネット」という領域で大きな成長を遂げているLIFULLとはどんな会社であり、今後はどんな会社を目指しているのでしょうか。
今回のエントリでは、そのことについて事業数値をもとに整理してみたいと思います。
まず、LIFULLがどんな事業を展開しているかを整理してみます。